学校から徒歩10分にある堀家住宅は,今年の春,市の指定文化財になった建物です。堀家は,江戸時代の庄屋でした。文化財課の岸本先生の話によると,その当時の主屋や蔵がすべて残るこの堀家住宅は,全国的にもまれで,国の重要文化財になるぐらいの価値があるそうです。
ただ白壁や蔵等が傷んできているのも事実です。市の宝を守るために,私たちができることは,堀家住宅のよさを市民に理解してもらい,みんなで守る気持ちになってもらうことなのです。
私たちは,9月,158人を2つのグループに分けて見学しました。案内してくださったのは,岸本先生と堀家11代目の当主さんです。長屋門やたたき,こし屋根など,おもしろい話がたくさんありました。ちょうど社会の時間に江戸時代を学習していたので,歴史がとても身近に感じました。
「じゃあ,堀家住宅の特別公開をオータムフェスタ実行委員会に提案してみるね。」との返事を受け,特別公開展が実現したのです。
1学期,学習の見通しづくりで計画した「堀家住宅と小宅地区に残る史跡のPRをオータムフェスタinたつので行うこと」を文化財課の岸本先生に相談しました。