小宅小学校は,毎年,プール掃除をしている6年生からヤゴが多いと聞いていました。そこで去年の3年生もヤゴ救出作戦を行い,200ぴきをこえるヤゴを救出したそうです。
私たちも6月9日,「赤トンボを増やそう会」のおじさんとともにヤゴ救出作戦を行いました。
去年に比べ,泥の量が減っているため,ヤゴが生活しづらかったことや,トンボになれなかったヤゴの数が多いことからトンボになる時が去年より早かったことが,ヤゴの量に関係しているかもしれないと思います。コオニヤンマは普通プールなど,流れがないところにはたまごをうみませんが,ヤゴがいることを考えると,山根川にうむ予定が変わってきているのかもしれません。(N)
トンボ博士の話からわかったこと
トンボ博士の三木さんにも来ていただいていたので,つかまえたヤゴをチェックしてもらいました。
【去年のヤゴ救出数】
ヤゴの種類 | 数 |
シオカラトンボ | 200ひき以上 |
コオニヤンマ | 0ひき |
【羽化に失敗したヤゴ】
ヤゴの種類 | 数 |
シオカラトンボ | 44ひき |
コオニヤンマ | 21ひき |
【今年のヤゴ救出数】
学校内ではアキアカネのヤゴが見つからなかったため,地域の方にヤゴ情報を呼びかけました。
プールで救出したヤゴは,中庭のビオトープにある飼育ボックスに入れ,世話にすることにしました。
ヤゴを飼育してトンボにしよう